vol.74 VBT(Velocity Based Training)の詳細

【科学的トレーニング「VBT」でパフォーマンスを最大化】

 

1. VBT(Velocity Based Training)とは?

 

「VBT」は、トレーニングの「重量」ではなく「動作の速度」に焦点を当てる、最先端の科学的トレーニング法です。

 

従来のトレーニングは「何kg持ち上げたか(1RM)」を基準にしていましたが、VBTでは1回挙上するごとの速度をリアルタイムで測定。

 

その日の体調や疲労度に合わせて、重量・回数・セット数を調整できるため、誰でも無理なく、そして最大限の効果を引き出せます。

 

 

2. なぜ「速度」が重要なのか?

 

物理学の法則「F = m × a(力=質量×加速度)」にあるように、同じ100kgのバーベルでも、動かす速度によって発揮する力は大きく変わります。

 

・ゆっくり持ち上げる:最小限の力

・爆発的に持ち上げる:大きな力

 

速い動作は、スポーツに必要な「パワー(力×速度)」に直結します。

 

たとえば野球のスイングや投球、陸上のスタートダッシュなど、瞬発的な力が必要な競技では、この「速度」こそが勝敗を分ける鍵となります。VBTでは、このパワーを正確に数値化し、トレーニングをより効率的にします。

 

 

3. VBTで何がわかる?

 

当ジムはENODEというVBTデバイスを使用しています。

デバイスを使えば、以下のような指標をリアルタイムで可視化できます。

 

・RFD(筋力発揮率):どれだけ速く力を出せるか。

・RSI(反応筋力指数):バネの強さを数値化。

・LVP(速度プロファイル):その人だけの「重量と速度の関係性」をグラフ化し、独自の基準を作成。

 

これらのデータをもとに、「今日は疲れているから軽めに」「調子が良いから強度を上げよう」といった、感覚に頼らない「科学的な」トレーニングが可能になります。

 

 

4. ENODEを使ったVBTの実践例

 

FUJI TRAINING GYMでは、ENODEを導入し、一人ひとりに最適なトレーニングを提供しています。

 

【実践方法のポイント】

■速度で負荷を調整:

 

例えばスクワットの目標速度を0.7m/sに設定し、もし速度が落ちれば、その場で負荷を調整します。これにより、常に最大の効果が得られるようになります。

 

■VLC(速度低下率)で効率的に

VLCとは、速度が一定の割合(例:20%)低下した時点でセットを終了する方法です。

パワー強化ならVLC10〜20%と低めに設定し、速度が少しでも落ちたら終了。

筋肥大ならVLC30〜40%と高めに設定し、追い込みます。

この方法で、無駄な疲労を避け、目的に応じた成果を効率よく出すことができます。

 

 

5. 誰でも効果を実感できるVBT

 

■一般の方へ

VBTはアスリートだけのものではありません。一般の方でも動作速度を測定することで適切な負荷の設定が可能です。

例えば、スクワットの立ち上がり速度や椅子からの立ち上がり速度を定期的に測定することで脚の筋力、パワーを数値化できます。

安全に科学的にトレーニングを行うことができます。

 

■アスリートへ

競技力向上:野球のスイングスピードや陸上の加速力など、試合で直接使える爆発的パワーを効率よく鍛えられます。

戦略的なトレーニング:VLCを活用すれば、オフ期は筋肥大型、試合期はパワー強化型など、目的に合わせた柔軟なプログラム調整が可能です。

 

 

6. FUJI TRAINING GYMの特徴

 

大阪では唯一、ENODEを使ったVBTを本格的に導入しているFUJI TRAINING GYMで、科学的なトレーニングを始めてみませんか?

 

高校野球部・アスリート指導経験豊富なトレーナーが指導

完全予約制のプライベートジムで集中できる

 

✅️初回体験(60分 5,000円)をご用意

 

「科学的に自分の力を伸ばしたい」「安全かつ効率よくトレーニングしたい」という方は、ぜひ一度、最新のVBTを体験してみてください。

 

 

まとめ

 

VBTは「重量」ではなく「速度」を基準にする最新の科学的トレーニングです。

その日の体調に合った最適な負荷を見つけ出し、安全かつ効率的に力を伸ばすことができます。

 

 大阪で本格的なVBTを体験できるのは、FUJI TRAINING GYMだけ。

最新の科学を取り入れたトレーニングを、ぜひ一度ご体感ください。

 

 [VBTをさらに詳しく知りたい方は→VBT専用ページ]