vol.61 免疫力について①(体温)

【体温を高める】



今回は免疫と体温の関係性について

書きたいと思います。



体温が1℃下がると、

免疫は30~40%低下すると言われています。



また、酵素の働きは50%、

代謝は12%も低下するようです。



この時点で体温は

下げないほうがいいとわかります。



理想的な体温は36.5度で、

免疫力が十分に働いている状態です。



体温はどこで作られるかと言うと、

筋肉が約40%、肝臓、脳で約20%、

心臓で約10%ほどといわれています。



筋肉が一番大きな熱を作り出し、

運動をすれば更に大きな熱を

作り出すことになります。



現代人は運動不足が問題視されています。



体を動かさないことで熱を作れず、

筋肉量が低下し、

結果、低体温に繋がっていきます。



これが免疫向上に

運動を勧められる要因です。



それでは、

体温を高めるには

どうすればいいかを考えたいと思います。



日常生活で改善する

一番簡単な方法は「入浴」です。



水圧がかかることで、

血流が良くなり、

体の深部まで温めることができます。



毎日お風呂に入るわけですから、

体温を高める最適な方法になります。



適切な入浴温度は体温の+4℃、

全身浴なら約10分、

半身浴なら40分ほど入ることがおすすめです。



シャワー派と入浴派で

白血球のバランスを調べたところ、



入浴のほうが断然白血球の

バランスが良いと言う実験結果もあります。



入浴し、体を温めることが免疫を高め、

体の機能を回復させる一歩目となります。



次回は免疫力を高める、

「運動の考え方」について書きたいと思います。



今回はここまで

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。