vol.64 正しい姿勢とはどういうものか

【楽に気持ちよく立つ】



良い姿勢とはどういう姿勢でしょうか?



壁に後頭部、背中、尻、かかとを

くっつけた姿勢がいいのか、



顎を引いて、

胸を張って、

気を付けのような

姿勢がいいのでしょうか。



教科書的には、

ある程度の基準がありますが、



それに当てはめるだけで

いいのでしょうか。



指導者は

自分なりの姿勢の考え方を明確にしておく

必要があります。



私の考える適切な姿勢とは、

骨格模型がそのまま立っている

イメージです。



これは、

文章では難しいところもありますが、



体の前面と後面が50対50の中間位で、

筋肉の緊張が見られない、



全身がリラックスして

立っている姿勢です。



最低限の力で立っている

ともいえるでしょう。



楽に気持ちよく、

両方の足裏全体で

体重を支持していること。



膝、腰、首の緊張が見られない、

四肢、体幹、局所にストレスを感じない姿勢です。



バランス良く、

楽に気持ちよく立つことです。



立っているときに、

緊張やストレスを感じる方は、

辛い立ち方をしていることになります。



胸を張ったり、

膝を伸ばそうとしたり、

筋肉を緊張させるような

意識は必要ありません。



そのような立ち方をしていると、

当然、歩行の際も体は緊張してしまいます。



そして、

緊張している部位にストレスが加わり、

痛みや不快感などの問題が起きます。



楽に立てるから、

楽に歩けるのです。



立つこと、歩くこと、走ること

しゃがんで立ち上がること、

階段を上り下りすること、



このような動作は

きちんと立てることが

前提になります。



まずは、

二本足できちんと立つことです。



膝が痛い、

腰が痛い、

股関節が痛い

肩、首が凝る

ランニング障害

スポーツ障害

など



体の問題があるかたは、

必ず適切に立てていません。




どこかに緊張のある

立ち方をしています。



気持ちよく立つこと、

リラックスした立ち方を

認識することが大事です。



私はそのような考え方で

姿勢の指導を行っています。



立ち姿、姿勢について

お悩みの方は

是非ご相談ください。