vlo.7 筋肉の減少を抑えるには

前回は、

年を重ねると

筋肉は減っていく、

(サルコペニア)



そのためには、

「速筋線維」を鍛えることが大事

ということを書きました。



速筋線維に刺激を与えないと

筋肉を増やすことはできません。



その方法を知っておくことが

大事になります。



速筋線維を鍛える方法は

いくつかあるのですが、

今回は3つの方法を紹介します。



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1.大きな負荷で鍛える

2.ゆっくりとした動きで鍛える

3.素早い動きで鍛える



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1.大きな負荷で鍛える

これは単純に筋肉に大きな

負荷与えることです。



バーベルを担いでスクワットをしたり、

ダンベルで腕の曲げ伸ばしを行うなど、



「物理的に筋肉に刺激を与える」ことです。

ジムなどでは行いやすい方法になります。



ボディビルディングのように

筋肉をかなり大きくしたい人は

この方法が必須です。



2.ゆっくりとした動きで鍛える

これは、ゆっくりとした動作で

体を動かすことで、



筋肉に「持続的な負荷」を

与える方法です。



太極拳のように、

持続的にゆっくり

動くことをイメージすれば

わかりやすいと思います。



太極拳は意外とキツイんです。



また「スロートレーニング」

と言われるものもあります。



例えば、スクワットを行う時に

・しゃがむ動作を4秒

・立ち上がる動作を4秒



計8秒をかけて行うといったものです。



持続的に筋肉を使うことで、

筋肉がだるく、重たくなり、

「速筋線維」が利用されます。



危険性が少なく

初心者、高齢者にもおすすめです。



3.素早い動きで鍛える

これは、筋肉を「素早く収縮」させることです。

速く走ることもそうですし、

スクワットで素早く立ち上がるなど



筋肉を速く収縮させることで

「速筋線維」を刺激するというものです。



例えば、階段を上る時に

いつもより素早く階段を

足でプッシュして

上がることも一つの方法です。



最初は全力ではなく、

いつもより速く動かそうという

意識でかまいません。



筋肉を素早く動かすことで、

大きな力を発揮することができ、

「速筋線維」を鍛えることができます。



今回紹介した3つの方法は

簡単に「速筋線維」を鍛えることが

できる考え方です。



単に体を動かすのではなく、

上記の方法を知っていることで

「筋肉の減少を抑える」ことができます。



今回はここまで

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。