vol.14 動作中の関節の痛みについて

【動作中の痛みについて】



トレーニング中に

関節や筋肉に痛みを

感じたことはないでしょうか。



先日、あるクライアントから

ベンチプレスを行ったら、

肩関節が痛くなる。

という相談を受けました。



ベンチプレスとは、

ベンチ台に仰向けになって

バーベルを押し上げる

トレーニングです。



今回のような

肩の痛みであれば、



一般的には、

肩の柔軟性が少ない

肩甲骨が硬い

という事がよく言われます。



私も昔はそう習いました。



しかし、

その様な硬さを

改善するようなことをしても、

痛みが良くならない

ケースが出てきます。



私はその様な時には、

「動作を直す」

ことを行います。



今回はベンチプレスですので、

ベンチプレスの動作をチェックし、

動きが適切かどうかを見ます。



案の定、

肩関節の動かし方が

悪いことが原因で、

肩に負担がかかっていました。



動作を行う時には必ず、

「関節の動きが適切なのか」

「動きはスムーズなのか」を

チェックする必要があります。



その動作を修正すると、

すぐに痛みはなくなりました。



逆にいうと、

動作での痛みは、

マッサージや治療をしても

改善しないということです。



一時的に良くなっても

同じ痛みを繰り返します。



正しい動作を繰り返すと、

肩の柔軟性は自然に大きくなり

柔らかくなります。



トレーニングや動作中に

体に痛みが出るときは、

筋肉が硬いとか、

柔軟性が少ないとかではなく、



まず最初に

その動作の動きは適切なのか

チェックすることが大事です。



「動作での痛みは

動作で直す」



トレーナーは

動作を見る目と

体の使い方を知っておくこと



一般の方は、

動作中に痛みがあれば、

必ずトレーナーに適切な動作を

見てもらってください。



今回はここまで、

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。