vol.17 椅子から楽に立ち上がるには

前回の記事は、

通販番組で紹介されていた

椅子について書きました。



椅子の座り立ちに

サポートは必要ない。

という事でした。



そんな流れから、

今回は椅子からの

「立ち上がり方」について

書きたいと思います。



ーーーーーーー



【椅子からの立ち上がり方について】



椅子から立ち上がる時の

ポイントは、



・重心を前方へ移動する

・足裏に体重をのせる



この2点が

できるようなれば、

楽にスムーズに

立ち上がることができます。



そして、応用すれば

・下半身のトレーニングになる

・脚のラインが整う

・筋肉が緩む



このような効果が期待できます。



--------



まずは、

座るときの姿勢です。



椅子に座るときは

体幹を真っすぐ保持します。

腰を反らないように

リラックスすることです。


 

そして、

両方の尻に均等に

体重がのって

座っていること、



両足は腰幅ほどにし、

足裏全体が地面に

接地していることを

確認してください。



次に動作です。



胸に重心を置きます。

顔を正面に向け、

胸(重心)を

前方へ移動させます。



重心を前に移動させると、

上体は前に傾くことがわかります。



最初は

数回繰り返してみて、

慣れてみて下さい。



次に、

地面に接地している両足の

鉛直ラインまで、

胸(重心)を移動させてみて下さい。



椅子から立ち上がるときは、

両足上に重心が来るまで、

自然に立ち上がることは

できないのです。



胸を前方へ

足の鉛直ラインまで、

スムーズに移動させることが

ポイントです。



うまくできると、

自然にお尻が椅子から

離れることがわかります。



そして、

お尻が浮いたら、

両足裏全体に

体重が乗っていることを

感じてみて下さい。



そのあとは、

何も考えなくても

立ち上がれるはずです。



これが一連の流れです。



ポイントは

初めの「重心移動」です。



まずは、

重心を前方へ移動できること、

尻が自然に椅子から浮くことを

認識することです。



椅子からお尻が浮き、

体重が足裏全体に乗れば、

自然に立ち上がれます。



これが

椅子からの適切な立ち上がりです。



椅子から立ち上がる時は、

楽にスムーズに行うことです。



楽にできるということは、

何回も行えることになり、

繰り返し行えば、

トレーニングとなります。



椅子の高さを段階的に変えれば、

更に刺激を変化

させることができます。



今回の内容が基本であり、

応用することが大事です。



私も椅子からの立ち上がりは

現場で指導することが

とても多い方法です。



今回はここまで、

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。