【脳の記憶を書き換えること】
膝や腰が痛いとなると、
体が歪んでいる、骨がズレている
といった事が言われます。
そこで、
体の歪みを調整するために、
マッサージ、整体
ストレッチといった施術を受ける
ケースも多いでしょう。
そして、
歪みが治った、
楽になったと感じることで
満足していると、
数日後に
痛みや歪みが再発する
というケースは
多いのではないでしょうか。
それは当然の話です。
まず、身体の歪みは
なぜ起こったのか。
原因を考えてみることです。
体が歪む原因は何かを考えると、
日々の「体の動き」が問題です。
骨は勝手に
動くことはありません。
体は必ず
筋肉が収縮することで
動きます。
そして、
筋肉はどこで動かしているかというと、
「脳」が動かしています。
不適切な体の動きを行っていると、
脳はその動きを認識し、
同じ動きを繰り返します。
そうすれば、
筋肉のバランスが崩れ、
筋肉に引っ張られた骨は
ズレていき、
体は歪んでいくのです。
脳は、
1度認識した動きの記憶を
消すことはできません。
ですから、大事なことは、
「記憶を書き換える」ことです。
不適切な動作から
適切な動作に
記憶を書き換えることで、
筋肉をバランスよく
利用することになります。
そうすれば、
体が歪んだり、
筋肉が硬くならなくなります。
ここが非常に
大事です。
いくらストレッチで
体の歪みを直しても、
脳の認識を根本から
書き換えない限り、
同じような動きは
繰り返されます。
人の動きは、
脳がコントロールしています。
脳の認識を変えるためには、
動きを理解すること、
それを
反復して行うことです。
繰り返し、
脳に教育していくのです。
そのような適切な動きを習うこと、
それを教えることが、
トレーナーの腕の見せ所になります。
それは、歩いたり、走ったり
投げるといった動作、
腕を伸ばす、曲げる
脚を曲げる、伸ばす
といった動き、
マシンや
ウエイトトレーニングでの
関節の軌道など
様々です。
体に歪みがある方は、
整体をするだけでなく、
自分の動きを見直していく事が
根本的に大事になります。
今回はここまで、
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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