【前屈の行い方】
パーソナルトレーナーが良く行う
チェックとして、
「前屈」があります。
立った状態から、
上体を前に倒し、
手を床に伸ばしていくような
動作になります。
ポイントは
・背中の柔軟性
・腰の柔軟性
・背骨の可動域
・股関節の柔軟性
・体の後面の柔軟性
などを見ていきます。
特に、
腰が硬い方は、
腰の丸みが出にくいことが
確認できます。
では、
立った状態から、
前屈を行う時の
適切な動かし方を
知っていますか?
良く見るケースとして、
・背中が支点になっている
・手を床に伸ばそうとしている
・股関節が曲がっていない
このようなケースが多いです。
目的によってやり方様々ですが、
ここでは、
適切な「前屈」のやり方について
紹介したいと思います。
適切な前屈ができると、
体の後面のストレッチングになり、
腰の柔軟性はもちろん、
体全体を調整することが可能になります。
ーーーーーーー
1.リラックスして立つ
足の幅は、股関節幅(20cm程)にし、
リラックスして立つことです。
2.お尻を後方へ突き出す
お尻を後方へ移動させます。
足部の位置よりも後方に移動させる
ことがポイントです。
お尻を後方に移動させると、
上体が自然に前方へ傾きます。
3.股関節を支点にする
お尻を後方へ突き出すことで、
股関節が支点となって
動き出すことになります。
股関節を支点にし、
上体が前方へ移動したら、
そのまま力を抜き、
床方向へ倒していきます。
あとは、
腕、全身を脱力して
キープすることです。
ポイントは、
お尻を後方に突き出し、
股関節を支点に前屈を行うことです。
そうすることで、
下半身の後面から、
(太もも裏、ふくらはぎ、足裏)
背骨の後面まで
(腰、背中、首)
スムーズな流れで筋肉が
伸ばされることになります。
前屈は、
「股関節」を支点に
行うことが大切です。
ですから、
お尻を必ず後方へ移動させ、
それから上半身を倒していく事です。
背骨のラインに丸みが
出ていなかったり、
股関節の曲がりが
少なかったりすると
体の後面の筋肉が硬くなっており、
姿勢不良や腰痛に繋がります。
ですから、
体の後面の柔軟性を
取り戻す必要があります。
息を吐きながら前屈動作をし、
息を吐ききったら、
吸いながら元の位置に
戻すことです。
5回ほど繰り返すだけで、
体の後面のストレッチングになり、
体を調整することができます。
必ず気持ち良い刺激で、
リラックスした状態で行うこと、
呼吸を止めないこと、
膝は軽く曲げてもいいので、
気持ちいい前屈を行ってみて下さい
前屈のストレッチングは
立った状態でできるので、
腰痛の人、体が硬い人に
おすすめです。
是非試してみて下さい。
次回は後屈について
書きたいと思います。
今回はここまで、
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
コメントをお書きください