【後屈について】
前回は、
適切な「前屈」のやり方について
紹介しました。
今回は、
適切な「後屈」の方法について
書きたいと思います。
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1.リラックスして立つ
まずは、
足の幅を股関節幅(20cm)程に置き、
リラックスして立ちます。
2.股関節を前方へ出す
次に、股関節を
前方へ移動させていきます。
意識としては、
下腹部を前方へ出すイメージです。
この時、
下半身はリラックスすることで
膝は自然に曲がります。
すると、
上体が自然に後方へ移動し、
後ろに反り返る形になります。
3.股関節を支点にする
上体が後方へ移動したら、
股関節を支点に、
上体をさらに後方へ移動させます。
股関節が支点となり、
背骨の一番下から順番に
反り返っていくイメージで行い、
最後に、
頭も後方に伸展します。
この時のポイントは、
体の前面が、
(太ももの前、腹部、胸、首)
緊張がなく、
自然なアーチになることです。
息を吐きながら後屈をし、
息を吐ききったら、
下腹部からゆっくりと
もとの状態へ戻します。
5回ほど行うことで、
体の前面のストレッチングになり、
体のバランスを
整えることができます。
腰に痛みが出たり、
自然な後屈ができない方は、
体の前面が硬くなって、
バランスが崩れています。
前回紹介した、
前屈との組み合わせで、
呼吸をしながら
前屈⇔後屈を繰り返し
行うことで、
体の前面と後面を
伸ばすことができ、
さらに体のバランスが
整います。
是非試してみて下さい。
動作中、
体に痛みや不快感がある方は
無理をしないようにしてください。
必ず
リラックスし、
書いてある順序で動かすこと、
股関節を支点にして、
自然に行ってみて下さい。
今回はここまで、
最後まで
読んでいただき、
ありがとうございました。
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