【腹筋を鍛えれば腰痛は治るか】
今回は簡単な
考え方を書きたいと思います。
腰痛の方から
よく聞く言葉の一つに、
「腹筋が弱い」
ということがあります。
腹筋、または背筋が弱いから、
腰痛になっていると
思っている方は多いかと思います。
仮に腹筋を強化して
腰痛が改善するとしたら、
腹筋の強いアスリートや
筋トレをしている方は、
腰痛にならず、
筋肉が出来上がっていない
子供などは、
腰痛が起きやすい
ことになります。
しかし、
そういうことは
ありませんよね。
例えば、
腰痛の方の
腹筋と背筋の強さが、
腹筋30対背筋70
だったとします。
鍛えて、治そうとすると、
30の腹筋を鍛えて、
30→70にする考え方になります。
そういう考えでは、
どこまで腹筋を鍛えればいいのか、
基準が曖昧です。
大事なことは、
「筋肉の強さ」ではありません。
「筋肉のバランス」です。
腹筋と背筋の
筋肉の緊張バランスを、
50対50に、
整えることです。
不適切な姿勢や
間違った体の使い方で、
腰の緊張が強くなることで、
痛みに繋がります。
つまり、
筋肉は緊張し、硬くなって
腰痛になるのです。
ですから、
腹筋や背筋を
鍛えようとするのではなく、
腰周辺の筋肉、
緊張している筋肉を、
「緩める」ことが
必要になります。
腰の緊張を緩めて、
元の弾力性のある
柔らかさに戻してあげると、
腹筋と背筋の緊張度は、
自然に50対50になります。
腰痛の原因の90%は、
筋肉が緊張していることで
起こると言われています。
筋肉は硬く、弾力性を失い、
緊張しているだけです。
腰痛の方は、
筋肉を強化すると
考えるよりも、
筋肉を緩め、バランスを
調整していくことを
考えていくことです。
今回はここまで
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
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