【運動のやりすぎには注意】
私は、一般の方からアスリートまで、
様々な痛みに対してのケア、
指導を行うことがあります。
また、
契約している
フィットネスクラブでは、
レッスンを提供している
インストラクターや
レッスンに出られている方の
痛みに関する相談を良く受けます。
そこで、
運動をされている方の
体の痛みに共通していることとして、
「使いすぎによる痛み」
があります。
要は、
体を酷使することにより、
膝や腰など、
どこかに痛みが現れるケースです。
トレーニングを行う際の原則に、
「ルーの三原則」というものがあります。
1.刺激の負荷を増していくことで筋肉は発達する
2.刺激の負荷が強すぎると発達は抑制し、筋肉は疲労する
3.刺激の負荷が少なすぎると、筋肉は萎縮する
筋肉を発達させるために
運動を行うわけですが、
2番に書いてあるように、
運動をやりすぎると、
筋肉は発達せず、
弱くなっていく。
という原則があります。
つまり、
自分のパフォーマンスアップのため
健康のためにやっている運動が、
逆に筋肉を弱め、
関節などに負担をかけてしまう、
悪循環が起きてきます。
これが
体の問題を引き起こす
原因になるのです。
では、どうしたらいいかというと、
簡単なことで、
「体を休める」ことです。
筋肉を休めて、
本来の機能を取り戻し、
回復させてから
運動を行うことです。
これが日本人は
なかなかできないようです。
体を動かす時は、
運動、運動、運動というような
連続ではなく、
運動、休養、運動、休養
と必ず休みを入れること、
もしくは、
運動の負荷を上げるばかりでなく、
負荷を下げる期間を作ることです。
当然激しい運動では、
休養期間の頻度は多くなりまし、
気持ちいい、負担の少ない運動は
毎日行えるものもあります。
体と相談し、
運動と休養のバランスを
きちんと行うことです。
体に痛みがあるのに、
我慢して動いたり、
痛みを
かばうような動きを行うと、
最初はいいですが、
後から必ず反動がやってきます。
そうならないために、
運動の量と休養のバランスを
しっかり見極めて下さい。
そうすれば、
長い目で見ると、
体への負担が減ることになります。
今回はここまで、
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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