vol.42 体を動かすことは学習すること

【運動は脳を活性させる】

 

 

解剖学者である

養老孟司氏が

 

 

「学習」とは

どういうものかを

YouTubeで

語られていました。

 

 

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人は、聞いたり、

見たり、におったり、

触れたりといった、

五感から「入力」されたものが

脳(体)に入っていく。

 

 

それを脳で認識し、

次は、「出力」として

運動していくことになる。

 

 

運動とは単に、

体を動かすだけでなく、

 

 

話したり、呼吸をしたり、

体の中のことも含んでいる。

 

 

入力されたものを、

出力(運動)する。

 

 

その一連の流れの繰り返しを

「学習」と言う。

 

 

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一部ですが、

このように

語られていました。

 

 

つまり、

学習するには、

 

 

入力→出力(運動)を

 

 

繰り返し行わなければならない。

ということです。

 

 

子供の頃は、

様々なものを学習します。

 

 

色んなものを

みたり、聞いたり、触ったり

 

 

何かを行動して、

様々な新しい情報を

体に入力するのです。

 

 

それで、

脳が情報を認識し、

脳は活性していきます。

 

 

それは、

初めての場所に行ったり、

何かを学んで人に話したり、

自然なものに触れたり、

スポーツや運動を行ったり

 

 

など

すべてのことが当てはまります。

 

 

しかし、

大人になればどうでしょうか。

 

 

新しい情報を体に

入力→出力

しているでしょうか。

 

 

基本的に現代の人は、

テレビやスマホなどからの

情報が多いはずです。

 

 

それらは、

「頭」を使っていること

がほとんどであり、

 

 

ただ、

様々な情報を

体に入力するだけです。

 

 

つまり、

出力(運動)が

できていないことが

多いのではないでしょうか。

 

 

大事なことは、

情報を入力したものを

出力すること。

 

 

この一連の流れが

「学習」です。

 

 

私は運動指導者ですから、

体の動かし方を

教えます。

 

 

クライアントは

様々なエクササイズを

 

 

見たり、聞いたり、

触ったりしながら、

 

 

新しい、

動きの情報を

体に入力し、

 

 

それと同時に

体を動かすという形で

出力します。

 

 

これを

繰り返すことで、

体は学習していき、

 

 

適切な動きが

身につきます。

 

 

この一連の流れは

脳の活性化に

非常に有効なことです。

 

 

幼児のときには、

体を動かすことで、

言語能力が発達すると

言われています。

 

 

運動を行うことで、

脳は活性することになり、

新しい神経回路を作り出すのです。

 

 

脳が働くと

当然体は動きやすくなります。

 

 

体が動くということは、

元気な証です。

 

 

ですから、

体を動かすことが

大事なのです。

 

 

そう考えていくと、

運動の目的は

 

 

単に

体を強くする、

筋肉を太くする。

という目的だけではないとも言えます。

 

 

運動を行うことで

学習を繰り返し、

 

 

脳を活性化させるのです。

 

 

是非、

日々運動を行ってみてください。

 

 

今回はここまで、

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。