vol.47 呼吸について①

【呼吸について】



今回は呼吸についてです。



呼吸は生命を維持するには

必要不可欠です。



呼吸の目的は、

新鮮な酸素を体内に取り入れ、



二酸化炭素を

体外に排出することです。



息を吸うときに、

酸素は気管を通って

肺に送られ、



血液にのって

全身の細胞に送られます。



息を吐くときには

血液に乗った二酸化炭素を

体外に排出しています。



その一連の流れが

呼吸です。



呼吸が適切に行われないと、

当然、細胞に酸素が行き渡らず、

細胞が不活性になります。



酸素を取り入れる肺は、

筋肉ではないので、

単独では拡張しません。



では、

どうやって

呼吸ができるかというと、



主に

「横隔膜」の運動によって

肺が拡張します。



横隔膜は、

肋骨に覆われた、

心臓や肺が収められている



「胸郭」という空洞の

下部にあるドーム状の筋肉で、



胸郭を下から蓋を

しています。



肺が拡張するには、

この横隔膜が下がり、



胸郭のスペースが広がることで

肺が拡張されるのです。



つまり、

横隔膜が働く(収縮)

ことによって、

肺が拡張します。



横隔膜が下がり、

息を吸って

肺が拡張したら、



次は息を吐かなくては

いけません。



息を吐くときは、

吸うときとは違い、



横隔膜が緩むことで

元の状態戻ります。



つまり、

リラックスいないと、

息を吐けない

ということです。



普段体が緊張していたり、

硬くなっている人は、



体の力を抜くことが難しく、



息を吐くことが苦手な

ケースが多くあります。



息を吸うときは

横隔膜が収縮して下がり

肺が拡張し、



次は体をリラックスさせ

自然に息を吐けるようにします。



これが基本です。



呼吸は

無意識でも意識的にも

行えます。



一度、

仰向けに寝て、

ゆっくり呼吸を

感じてみてください。



まずは、

1分間に何回くらい自然に

呼吸をしているかを

チェックしてみましょう。



呼吸数が

10回以上であれば、



呼吸が浅いかもしれません。



次回につづく



今回はここまで

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。