【呼吸について2】
今回は
呼吸と肋骨についてです。
普段、呼吸は
無意識で行っていますが、
意識的にも呼吸を
行うことができます。
意識的に
呼吸運動を行うことで、
無意識での呼吸が楽になり、
体を内側から
緩めることで、
体を楽に
することができます。
前回書いたように
呼吸は
横隔膜が下がり、
胸郭(肋骨)が広がることで
肺が膨らみ、
酸素を取り入れることができます。
しかし、
胸郭(肋骨)が
硬くなってしまうと、
胸郭(肋骨)の動きが制限され、
呼吸が浅くなってしまいます。
一度、
・胸を張っている姿勢
・背中が丸くなっている姿勢
をとってみて下さい。
呼吸が浅くなることが
わかるはずです。
胸郭に柔軟性があり、
自然に肺が拡張することが
非常に大事なことです。
では、
胸郭を柔らかくする
方法を紹介します。
まず、
床に仰向けになって
全身をリラックスさせます。
何回か呼吸してみて、
現状の
胸郭の広がり、
呼吸のやりやすさを
確認してみてください。
そこから、
鼻から息を吸いますが、
このとき、
鎖骨にまで
呼吸が入るイメージで
吸ってください。
息を吸うときの
胸郭の広がりは、
鎖骨のすぐ下にある
上位の肋骨が上方(首側)
に動きます。
つまり、
鎖骨が上方に動いていることを
感じることです。
鎖骨が、上方へ動きにくい、
動きが少ない方は、
肋骨の動きが硬くなっている
可能性があります。
息を吸い、
鎖骨が上方に動いている
ことを感じながら
呼吸を繰り返すことです。
息を吐くときは、
全身をリラックスさせ、
自然に胸郭の膨らみが
戻ることを
感じることです。
5回づつ
3セットほど行います。
そのあと、
自然に呼吸をすると、
息が吸いやすくなり、
胸郭の広がりを
感じることができるはずです。
まずは、
息を吸うときに、
鎖骨が上方へ移動するか、
確認しながら、
実践してみてください。
何度も繰り返すと、
胸郭が柔らかくなることで、
体幹部の緩みがでてきます。
何度も書きますが、
呼吸には
胸郭の動きが、
非常に大事です。
新鮮な酸素を
体内に取り込むことが
一つの大きな目的です。
是非試してみて下さい。
つづく。
今回はここまで
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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