vol.5 糖質ダイエットで体重が減る理由

【体重が減ったのは水分】



今回は糖質ダイエットについて

基本的なことを

書いていきます。



食事を減らしたり、

糖質を極端に抜いてしまうと



簡単に体重が減っていきます。

その様な経験はありませんか?



体重は確実に

減っているのですが、

実際は体の中の

何が減ったのでしょうか?



一般的には

「脂肪が減った」と

思っているかもしれませんが、



実際のところは

「水分」が減っているのです。



体内に蓄積されている糖質、

グリコーゲンの分子は、



一つに対して「水」が

3つほどくっついています。



そのため、

糖質を抜いたり、低カロリー

な食事をすると、



糖質より三倍

水がどんどん体から

抜けることで

体重が極端に減ります。



逆に糖質を体に入れると

水分も増えることになり、

体重はすぐに戻る

ということになります。



これが「リバウンド」です。



短期間の低カロリーダイエットでは、

「脂肪は意外と減っていない」と

考えていいと思います。



ここまでが、

短期間での体重減の理由です。



ですので体重の増減は

「水の移動が大きく関係する」

いうことになります。



体脂肪は1キロ消費するには、

7200キロカロリー必要です。



仮に3日で、

脂肪だけ2キロ落ちたとしたら

14400キロカロリー消費した

ことになります。



脂肪自体が

そのまま減っているわけが

ありません。



確かに糖質を減らせば、

目に見えて体重は減ります。



糖質はダメな物。

太るものだと

勘違いしている方も

多いと思います。



しかし、炭水化物は

三大栄養素の一つであり、

体の大切なエネルギー源です。



その中でも、

炭水化物が一番重要です。



運動中に糖質は

エネルギー源ですし、



脳のエネルギーは糖質になります。



ですので、炭水化物はしっかり

摂取する必要があります。



おすすめは、「お米」です。



お米のイメージが

なぜか悪いのですが、

お米は脂質がとても少なく

2%ほどしかありません。



たんぱく質も2%入っています。



100グラムに対し、

脂質、たんぱく質量は

ともに2グラムです。



ご飯の量としては、

お弁当があれば、5~6割お米で、

後はおかずというイメージでいい。



お米中心の

食事の形に変えることで

代謝も高まり、

自然とシェイプアップする

ケースは多くあります。



後はよく噛んで、

食事を楽しむことです。



美味しいものを

美味しいと感じ

楽しく食事することも大事です。



よく噛むことで唾液が出て

消化吸収も良くなります。



食事指導には

様々な考え方がありますが、



自分に合うもの、

バランスの良い

食事が良いと思います。



極端な食事を

減らすようなダイエットは

必ず反動がやってきます。



大き刺激→大きな反動

がやってきます。

それがリバウンドです。



食を減らすのではなく、

形をかえていくこと。



食事を楽しみ、

お米をしっかり食べることを

推奨しています。



今回はここまで。



最後まで読んでいただき

ありがとうございました。