vol.53 筋肉は弾力性が大事

【筋肉の弾力を維持すること】



このメルマガでは

筋肉は硬くしてはいけない。



筋肉は柔らかく、

「弾力性」をもった

状態を保つことが大事である。



ということを

書いてきました。



弾力という用語の意味を調べると、



「 外力が加わって変形した物体が、

もとの形に戻ろうとする力」



と書かれています。



変形した物体

が元の形に戻ろうとする力

であることから、



弾力性を持った筋肉とは、

縮んだり、引っ張られたりした時に、



元の正常な状態に

戻ろうとする力が

必要であるということです。



「復元力」とも

言えるでしょう。



肩こり、腰痛、膝痛、

姿勢の歪みや崩れは、



筋肉の弾力性が失われて

硬くなることで起こります。



本来の筋肉は

柔らかく、弾力性がありますが、



日常生活や仕事の姿勢、

スポーツ動作などの

繰り返しで、



収縮したり、引っ張られて

硬くなることにより、

筋肉の緊張が起きます。



その結果、

骨の位置が崩れて

体が歪んだり、



血流が悪くなって

体の凝りや痛みに

繋がるのです。



筋肉は常に弾力のある、

復元力のある状態に

維持しておくことが大事です。



そのために

何をすればいいかというと

体を適切に動かすことです。



文字で説明することは

難しいのですが、



関節運動を

気持ちよく行うことです。



一つやり方を紹介します。



仰向けになり、

両方の膝を曲げて

足裏を地面に置きます。



手は、体側に置き、

手のひらは地面に置きます。



そこから、

膝を右、左、右、左と

交互に倒します。

(毎回息を吐きながら)



最初は少しずつ倒していき、

徐々に膝が地面につくように

大きく倒します。



大きく倒すと、

肩が浮きそうになるので、

なるだけ浮かないように

抑えながら繰り返します。



左右5往復ほど繰り返すと、

徐々に膝が

地面に近づいていくはずです。



休憩を挟みながら

3セットほど行ってみて下さい。



筋肉のバランスが整い、

体幹部の筋肉の弾力性が

回復しているはずです。



腕を回したり、

腰を捻ったりしてみてください。



動かしやすくなっているはずです。



楽で気持ちよく動かすこと、

徐々に大きく動かしていくこと、

息を吐きながら倒していくことが

ポイントです



ぜひ試してみてください。



今回はここまで、

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。