【直せば治る】体の不調を根本から「治す」ためのトレーナー的考え方
慢性的な痛みや体の不調を抱えているとき、「筋力が弱いから鍛えよう」「硬いからストレッチをしよう」と考えがちではありませんか?
しかし、そのアプローチでは、一時的に良くなっても同じ痛みを繰り返してしまうケースが多く見られます。
私たちが提案するのは、
問題の根本を「直す」ことで、
結果として症状が「治る」という考え方、
すなわち「直せば治る」というアプローチです。
1. 「治す」と「直す」の違い
まず、私のようなトレーナーは、
病気や怪我を「治す」(元の健康な状態に戻す医療行為)
ことはできません。
ここで私たちが重視するのは
「直す」という言葉です。
これは、「もとの良好な状態に戻す」
「役立つ状態に修復する」という意味を持ちます。
肩こり、腰痛、膝痛といった
体の慢性的な問題のほとんどは、
姿勢の崩れや体の捻じれ、
不適切な体の使い方
といった「悪い癖」によって
引き起こされています。
体が本来持つ自然で良い状態から
外れてしまっている(崩れている)部分を
「直す」ことで、結果的に問題が解消し、
症状が「治る」ことに繋がります。
2. なぜ体は「崩れて」しまうのか?
あなたの体が痛みや不調を訴えているのは、
その部位に「ストレスを与え続けてきた」結果です。
①不適切な「動きの記憶」
体が歪む大きな原因は、
日々の**「体の動き」に問題があるからです。
骨は勝手には動きません。
筋肉が収縮することで骨が動き、
その筋肉を動かしているのは「脳」**です。
不適切な動きを繰り返していると、
脳はその動きを記憶し、
筋肉のバランスが崩れ、
骨が引っ張られて体が歪んでいくのです。
②筋肉のバランスの崩壊
姿勢の崩れや体の捻じれがあると、
筋肉が収縮し硬くなります。
例えば、肩が前に出ている人は、
胸の筋肉が収縮しています。
硬くなった筋肉は血流やリンパの循環を悪くし、
疲労がたまり、痛みの原因になります。
これは、体を酷使しすぎた場合(使いすぎ)だけでなく、
デスクワークや運動不足で
体を動かさないこと(使わなさすぎ)でも起こります。
3. 体を「直す」ための具体的なアプローチ
崩れた体を本来の「自然体」に戻すことが、
「直せば治る」ための核となります。
「自然体」とは、
骨格模型が立っているように、
全身の筋肉の緊張が最小限に抑えられ、
リラックスしている状態です。
①動作の修正と脳への教育
痛みが動作中に出た場合、
マッサージや治療で一時的に良くなっても、
不適切な「動作」を修正しなければ、
痛みは繰り返されます。
大事なのは、
不適切な動作の「記憶を書き換える」ことです。
適切な動きを理解し、
それを反復して行うことで、
脳に新しい神経回路を
教育していく必要があります。
例えば、
しゃがむ動作で膝が痛い場合、
膝そのものではなく、
しゃがみ方を見直す必要があります。
②緊張した筋肉を緩める
体が歪んでいるのは、
収縮して硬くなっている筋肉が
骨を引っ張っているためです。
解決法は、
収縮している筋肉を緩めてあげることです。
姿勢を正そうと無理に力を入れるのではなく、
リラックスした状態で、
筋肉の緊張を解除し、
柔らかく弾力性のある状態に
戻すことが大切です。
筋肉が柔らかくなれば、
ポンプ機能が回復し、
血流が改善され、
体の痛みも軽減されます。
③「快の刺激」を利用する
筋肉を緩める際、
強く痛い刺激は避けるべきです。
強い刺激は、体が「悪いもの」と判断し、
かえって筋肉を緊張させてしまいます。
体が「良いもの」と判断するのは、
楽で気持ちのいい「快の刺激」です。
気持ちいいと感じる範囲で、
関節をスムーズに動かすことや、
適切な誘導を行うことで、筋肉は緩んでくれます。
4.まとめ
体の不調に対して、
部分的な強化や痛みを我慢する
アプローチを続けるのは得策ではありません。
「直せば治る」という考え方は、
痛みが出ている局所だけを見るのではなく、
全身のバランスや動作に目を向けます。
体の崩れ(姿勢、捻じれ、不適切な動作)
という根本原因を正し(直す)、
脳に正しい動きを再教育することで、
自然でバランスの取れた状態(自然体)を取り戻し、
結果として体は回復に向かうのです(治る)。
例えるなら、
「直せば治る」という考え方は、
壊れた機械の表面を塗り直すのではなく、
歯車のズレや
不必要な負荷がかかっている
根本原因を見つけ出し、調整(直す)することで、
機械本来のスムーズな動きと性能を
取り戻す作業のようなものです。
■最後に
この記事では、膝痛・股関節痛など、体の痛みに対する、「直せば治る」という考え方に絞ってお伝えしました。
ただ、膝痛・股関節の痛みは「一部分」だけを見ても、根本的な改善にはつながりにくいのが現実です。
立ち方・歩き方・体重のかけ方など、日常動作全体のバランスが大きく関係しています。
その考え方と全体像をまとめたのが、以下の親記事です。
▶ 【歩くと膝が痛い40代以降の方へ|北堀江・四ツ橋の膝痛専門パーソナルジム】
「何から見直せばいいか分からない」方は、こちらも参考にしてください。
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FUJI TRAINING GYMではこのような考え方で
体の痛みや不調の対するアプローチをいたします。
まずは体験トレーニングから受講ください。

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